『インサイド・ヘッド』は誰の中にもあるのに誰も見たことがない“感情”を主人公に、無限に広がる“頭の中”を舞台にするという斬新な設定と、誰もが子供の頃に経験した切ない気持ちや家族との絆にまつわる感動のメッセージが大きな共感を呼んだ映画です。
そんな『インサイド・ヘッド』には、個性豊かなキャラクターがたくさん出てきます！
ジャングルズって何者なの？
なんて思うキャラクターもいますよね。
この記事では、『インサイド・ヘッド』の登場人物を詳しくご紹介していきます！
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インサイド・ヘッドのジャングルズとは？
ジャングルズは『インサイド・ヘッド』におけるヴィランです。
ライリーの悪夢に登場した巨大なピエロで、潜在意識の保管場所に住んでいます。
潜在意識に連れ込まれてきたビンボンの流すキャンディの涙目当てにビンボンを風船のオリに閉じ込めます。
ライリーを起こすために悪夢を見せる計画をたてたヨロコビ、カナシミ、ビンボンに引き寄せられ、夢スクリーンの悪夢セットを破壊します。
ちなみに、誕生日の言葉を聞くと興奮するなど見た目の割に可愛らしい一面もあります。
ジャングルズは『インサイド・ヘッド』オリジナルのキャラクターです。
子供が恐怖を覚える＝ピエロというのがアメリカでは主流になっているので見た目がピエロのキャラクターなのでしょう。
インサイド・ヘッドに登場するキャラクター
ライリーの頭の中の感情たち
ヨロコビ (Joy)
『インサイド・ヘッド』の主人公。
ライリーが生まれて最初に誕生した感情で、ライリーの感情を主導するポジションにある。
ポジティブでハイテンションかつ、いつも明るい。
他の感情たちのまとめ役で、常にライリーを幸せにするために前向きな考えであろうとする。
ただ、何事も前向きに考えすぎて合理性がないことが欠点で、本当に無理を感じたときには弱音を吐くこともある。
ライリーを悲しませることしか出来ないカナシミを疎ましく思っていて、思い出ボールに触れさせないように手を尽くす。
後に悲しむことは悪いことではない、本当の幸せとはなんなのかを自ら気づくようになる。
肌色の少女で、大きな青い目とブルーの髪、黄緑のノースリーブワンピースを着ており、暗所でも常に体が光っている。
一人称は「わたし」。
カナシミ (Sadness)
『インサイド・ヘッド』のもう一人の主人公。
感情たちの中で最もネガティブな存在。
一方で感情たちの中で一番、感情に関する知識も持っている。
常に悲観的でヨロコビのアイデアをことごとく否定し、憂鬱な時間を過ごす。
思い出ボールに触れただけで悲しい思い出にさせてしまうことにコンプレックスを抱いている。
ネガティブで後ろ向きな考えの持ち主だが、ライリーの幸せを想っている。
青い少女で、ブルーの髪と白いセーター、眼鏡をかけ太めの体格が特徴。
一人称は「あたし」。
イカリ (Anger)
怒りっぽく、偉そうな態度を取るが、その代わり、自分にも厳しい潔さをもっている。
他の感情たちが頑張っても満足せず、怒りを持って表現するサディストで、怒りが爆発すると頭が燃える。
ヨロコビとカナシミが不在のときに、ライリーが幸せそうじゃないのは引っ越したことが原因だと家出を決行する。
真っ赤な四角い顔に赤い目の男性、熱血教師のような服装が特徴。
一人称は「俺」。
ムカムカ (Disgust)
せっかちで過保護な性格の姉貴的立ち位置。
ふてぶてしい態度で他力本願な一面があり、すぐに感情を損ねてしまう。
ライリーの転校初日には、ライリーがオシャレになるように着る服を考える役目も担っていた。
緑色の女性で、セットされた緑の髪、ピンクのスカーフ、服からも分かるように、セレブ気質。
一人称は「あたし」。
ビビリ (Fear)
ライリーを守ろうとするばかりにいつも怖がりだが、裏を返せば慎重性の高さともいえる。
危険や災難を予想、察知する能力は飛び抜けているが、やりすぎな一面も見せる。
ヨロコビがいない間、ライリーの夢を見張る役を代わってあげる。意外に責任感がある。
その一方で平和主義者で、ライリーが両親としっかり対話することを望んでいる。
細長い紫色の男性で、赤紫の蝶ネクタイをしている。
一人称は「僕」。
ライリーと周りの人たち
ライリー・アンダーセン (Riley Andersen)
11歳の少女。
彼女の頭の中が本作の舞台となる。
金髪で青い目をしている。
家族と親友のメグが大好きで、優しく活発な少女だが、内面は寂しがり屋。
アイスホッケーが大好きで、ミネソタではチームに所属していた。
ライリーのパパ (Mr. Bill Andersen)
茶髪で、口ひげが生えている。
おサルのマネをしたり、ライリーの嫌いな食べ物を飛行機に例えて食べさせようとするなど家族愛がある。
頭の中ではイカリがリーダーを務めている。
短編アニメーション『ライリーの初デート?』では、バンドをやっていた過去が明かされた。
ライリーのママ (Mrs. Jill Andersen)
ライリーの母親。
茶髪で、眼鏡をかけている。
ライリーの変化に気付き、親としてなんとかしてあげようと動く優しい母親。
頭の中ではカナシミがリーダーを務めている。
嫌なことがあると、昔に付き合っていたイケメンのパイロットを思い出して現実逃避する。
メグ (Meg)
ミネソタでのライリーの親友。
ライリーの転校直後に、新しい気の合う友だちができてしまう。
先生
転校先のライリーの担任。
眼鏡をかけたボブカットの女教師。
表面上は優しいが教師としての熱意は低い。
おしゃれ女子
転校先のクラスメイト。
髪にメッシュを入れ、片耳にだけピアスを開けている。
常にクールに振舞うが内面は自信喪失気味。
イケメンパイロット
過去にライリーのママと交際していたブラジル人のパイロット。
ママの感情たちも思い出しては恍惚にひたることがある。
現在はライリーの担任と付き合っていることがエンドロールで明かされた。
ジョーダン
アイスホッケー場で、落としたボトルをライリーが拾ってくれたがきちんとお礼が言えずライリーにも変に思われる。
頭の中では「女の子、女の子」のアラートが鳴りまくり、ジョーダンの感情たち全員がパニックを起こして本人はフリーズしたままになってしまう。
頭の中ではビビリがリーダーを務めている。
終盤のみの登場なため、本編では名前は出てこず、『ライリーの初デート?』にて名前が判明する。
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ライリーの頭の中に存在するものたち
ビンボン (Bing Bong)
ライリーが幼い頃に作り上げた空想上の友達（イマジナリーフレンド）。
ピンク色でゾウのような見た目だが、綿菓子のような毛並みで、ネコの尻尾、イルカの鳴き声、などライリーが幼少期に覚えた動物が組み合わさった外見をしている。
涙がキャンディーでできていて、ビンボンが泣くとポロポロとキャンディーがこぼれ落ちる。
彼曰くキャラメル味が美味しいらしい。
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レインボーユニコーン
ライリーの頭の中にあるドリーム・プロダクションに住む謎のキャラクター。
ヨロコビが大ファンで憧れている。
白いボディに名前の通り虹色の鬣が特徴のユニコーン。無愛想。
理想のボーイフレンド
ライリーの頭の中にある機械によって生み出された存在。
ライリーを深く愛するハンサムな少年。
歯の浮くようなセリフを吐き、ヨロコビたちを白けさせる場面も。
「ライリーのためならなんでもする」という彼らを大量に作り、司令部帰還のためにヨロコビに使われる。
記憶消し
長期記憶の保管場所にいる作業員で、劇中では男性と女性の2人が登場する。
青緑色のゼリービーンズのような格好をしている。
記憶には色が付いているが、記憶が薄れると色が黒ずんでくる。
それを自分たちの判断で取捨選択しており、「携帯番号はスマホにはいっているからいらない」「大統領はワシントンとリンカーンとふとっちょだけでいい」と次々と色が褪せた思い出ボールを捨てて行く。
一方で、自分たちが好きだからと「ガムのCM曲」は残しており、勝手なタイミングで司令部にそのボールを送り続けるなど自分勝手な面もある。
夢の出演者・夢監督
ライリーの1日の最悪の出来事を面白がり、夢の制作スタジオの中でライリーに悪夢を見させようと企む。
夢の制作スタジオに潜り込んでしまったヨロコビ、カナシミ、ビンボンは夢監督に警備員を呼ばれ「あの連中は、この夢の出演者じゃない！つまみだしてちょうだい」と言われる。
潜在意識の守衛（警備員）
ライリーの嫌いなものや怖がっているものを隠しておく潜在意識の保管場所を警備する。
守衛は2人いて、自分の帽子に「俺の」と書いてあるとお互いが主張する。
ジャングルズ (Jangles the Clown)
本作のディズニー・ヴィランズ。
普段は潜在意識の保管場所の中に住んでいる。
そこにビンボンが閉じ込められた際には、彼の涙（キャンディー）を目当てに風船で出来た檻に閉じ込める。
「誕生日」が好きで、誕生日パーティーをやっていると嘘をついてヨロコビ、カナシミ、ビンボンがジャングルズを誘き寄せて夢スクリーンに出演しライリーを無理やり起こした。
イマジネーションランドにいる者たち
イマジネーションランドには、ポテトフライの森（ポテト食べ放題）やトロフィの町（みんなが賞をもらえる）などあったらいいな、と思うもので出来ている。
雲の町では建物が雲でできていて、中には雲の住人がいる。
これらを作る作業員もいて、ゼリービーンズのような形をしており色もさまざま。
列車の作業員
長期記憶の保管場所と司令部を結ぶ「考えの列車」を運行する作業員達。
ライリーが眠ると列車を止めて休憩する。
フリッツ
終盤で司令部を修理していた作業員。
新しい操作卓を取り付けてくれる。
ライリー以外のキャラクターの感情
ライリーのパパの感情たち
全員ひげをはやしYシャツとネクタイを着用している。イカリが中心的存在であり、ビビリが補佐を行っている。
サイドストーリー『ライリーの初デート?』では、カミナリオヤジというボタンを使おうとするなど父親らしくあろうとする。
ライリーのママの感情たち
全員眼鏡をかけ髪を結んでいる。
カナシミが中心に座り司令塔の役目をしている。
ジョーダンの感情たち
全員黒い帽子をかぶり、もじゃもじゃのヘアスタイル。
スケートボード場でスケートをしたり。ギターを弾いたりなど操作卓に座ることがあまりない。
先生の感情たち
エンドロールにて登場。
全員眼鏡をかけアフロヘアー。
ヨロコビが中心にいて、次の休みを鬱々と考えている。
ライリーのママが昔付き合っていたイケメンのパイロットと付き合っており、思い出ボールを見て仕事を乗り越えようとしている。
ピザ屋の店員（トロイ）の感情たち
エンドロールにて登場。
ムカムカが中心ではあるものの、トロイがなぜ機嫌が悪いのか分からず、原因を究明することもない。
おしゃれ女子の感情たち
エンドロールにて登場。
全員今風のファッションに身を包んでいるが見栄を張ってしまうことを気にしている。
ビビリが中心であり、イカリが補佐に当たっているものの、統率されているとは言い難い。
ジャングルズの恰好をしている男性の感情たち
エンドロールにて登場。
全員ピエロの格好をしている。
ヨロコビが中心である。
子供はピエロが好きだと信じて6年続けるがまったく相手にされないことを嘆いている。
バスの運転手の感情たち
エンドロールにて登場。
全員イカリと同様の形をしており、イカリ以外の感情も全員短気。
イカリが中心である。
渋滞に巻き込まれている間、感情たちがイライラするものの「落ち着くために楽しい思い出を見よう」としたところ、ガムのCMの記憶が流れて全員頭から火を出す。
犬の感情たち
エンドロールにて登場。
全員犬の外見をしている。
ヨロコビが中心である。
ピザを食べている人を見て追いかけるために操作卓をめちゃくちゃに押し出す。
猫の感情たち
エンドロールにて登場。
全員猫の外見をしており、勝手気ままに行動している。
誰も操作卓におらず、自由に過ごす。
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インサイド・ヘッドのジャングルズとは？登場するキャラクターを一挙に紹介！まとめ
インサイド・ヘッドに登場するキャラクターが多岐にわたることが分かりました。
映画のエンドロールにも、ライリー以外の頭の中のキャラクターが見えて楽しめます。
さらに、インサイド・ヘッドのサイドストーリー『ライリーの初デート?』もおすすめです！
＼＼＼インサイド・ヘッドを観る／／／
